交換工事の進め方
産業用パワコン交換の流れと必要資料
廃番・故障した産業用パワコンを交換するときは、同じ容量の機種を選ぶだけでは不十分です。現地調査前に確認する資料、交換機種の選定、申請確認、工事、動作確認までの流れを整理します。
1. 型式・写真・台数を確認
まず既設パワコンのメーカー・型式・台数、発電所所在地を確認します。銘板写真とPCS全景写真があると、一次確認が早くなります。
2. パネル・ストリング・系統条件を照合
- 太陽光パネルのメーカー・型式・枚数
- 直列枚数・並列数
- PCS入力電圧・入力電流
- 単相/三相、系統電圧
- 遠隔監視・出力制御機器
- 設置寸法・搬入経路・既設配線
3. 交換候補と工事範囲を決定
既設条件に合う候補を比較し、単純交換で済むか、回路変更・周辺機器追加・監視設定などが必要かを整理します。
4. 電力会社・FIT手続きの要否を確認
PCS型式や出力、認定内容の変更によって必要な手続きが変わるため、工事前に電力会社とFIT/FIP側の手続きを確認します。
5. 撤去・設置・試運転
既設PCSを撤去し、新しいPCSを設置・配線します。工事後は発電状態、エラー、監視、出力制御などを確認します。